情報漏えい・不正アクセスは、どのように起こるのでしょうか?
2026.10.17
最近の情報漏えいでは、パソコンのウイルス感染だけでなく、Webサイトやアプリ、その裏側にあるシステムの弱点を悪用する攻撃も確認されています。
代表的な流れをご紹介します。
① 攻撃の「入口」を探す
攻撃者は、インターネットに公開されたWebサイトや管理システムなどを調べ、侵入や不正操作につながる弱点を探します。
例えば、更新されていないソフトウェアの不具合や、本来は外部に公開する必要のない管理機能、設定の不備などが狙われます。
② 弱点や盗まれた認証情報を悪用する
見つけた弱点や、不正に取得したID・パスワードなどを使い、システムへのアクセスを試みます。
最近は、アプリとサーバーの間で情報をやり取りする仕組みである「API」が悪用される例もあります。アプリの画面を操作せず、裏側のシステムに直接、不正な要求を送る手口です。
③ 本来見られない情報にアクセスする
アクセス権限の確認が不十分な場合、他の利用者の情報を閲覧されたり、管理機能を不正に操作されたりするおそれがあります。
さらに、侵入したシステムを足掛かりに、別のサーバーや社内ネットワークへ被害が広がるケースもあります。
④ 個人情報や業務データが持ち出される
顧客名簿、連絡先、本人確認書類、認証情報などが、不正に閲覧・取得されます。
情報を盗むだけの攻撃では、目立つ障害が起きず、利用者や企業がすぐに気付けない場合もあります。 ランサムウェア攻撃では、情報の持ち出しに加えてデータが暗号化され、業務が停止することもあります。
⑤ 漏えいした情報が二次被害につながる
持ち出された情報が悪用されると、次のような被害につながるおそれがあります。
* 実在する企業を装った詐欺メール・SMS
* 同じパスワードを使っている他サービスへの不正ログイン
* クレジットカード情報の不正利用
* 返金や予約変更などを装った金銭・追加情報の要求
企業側にも、原因調査、システム復旧、お客様への通知や問い合わせ対応などの負担が生じます。
「侵入を防ぐ」「被害を広げない」対策を
主な対策と役割
UTM
インターネットの出入口で通信を検査し、不正な通信や脅威の検知・遮断に役立てる
セキュリティスイッチ
感染した端末からの不正な通信を検知・遮断し、社内での感染拡大を抑える
Web・アプリの安全対策
システムの更新や、本人確認・アクセス権限の確認を徹底する
認証・運用の対策
多要素認証、権限の最小化、ログ監視などで、不正利用の防止と早期発見を図る
バックアップ
データの暗号化や消失に備え、復旧できる状態を確保する
セキュリティ対策のご相談を承っております。
「現在の対策で十分か確認したい」「何から始めればよいか分からない」という場合も、お客様のご利用環境に合わせた対策をご提案いたします。
大切な情報と日々の業務を守るために、お気軽に弊社へご相談ください。